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*続・落合論文
 陸軍の裏側を見た吉薗周蔵の手記(4)
 ・・元帥・上原勇作とは何者か
  
 2)上原勇作の女性関係とワンワールド結社
 
 明治24(1891)年、上原は第五師団長・野津道貫中将の娘・槙子を娶る。
 上原36歳で、新婦は17歳年下であった。媒酌人は時の陸相・高島鞆之助中将で、そもそもこの縁組は、ギンヅルと高島がずっと以前から仕組み、槙子が19歳になるまで成長を待っていたのである。

 帰国後の6年間を独身で過ごした上原少佐は、単身赴任の広島時代を、後年回顧している。
 「・・自分の留学時代は、普仏戦争の10年後であり、フランス国民の臥薪嘗胆の時代であった。当時の連隊長以下、将校の大半が独身者であったのは、生活費節約のためもあるが、その主旨は挺身して奉公の任務を尽くさんとするにあった。自分もまたその精神を堅持して36歳まで、無妻主義で押し通した。・・」と語っているのだが、言葉とは正反対の真相を以下に述べる。

 ここに、上原伝記が記さない重要事実がある。
 独身時代の上原は、ギンヅルの手配で三軒茶屋の地に一戸を構え、そこで日高尚剛の血縁に当たる一女性と、半ば同棲した。時期は帰国後であろう。

 その女性は、ギンヅルが勇作に付けた見張り役でもあった。上原のこの女性関係は、高島はもちろん、野津も知らなかった筈はない。
 日高は鹿児島市山下町の実業家で、ギンヅルのいとこ(?)にあたり、且つビジネスパートナーであった。今も東京都立大学には、日高と上原の間の往復書簡が多数現存する。その何通かを掲げる『元帥上原勇作伝』だが、肝心の上原と日高の関係については何も説明していないのが奇妙に思える。
 日高の事業は、高島鞆之助が台湾副総督として行った事績に深く関係するものと思われるが、それは別条に。

 上原の女性関係は、正妻・槙子のほかに、日高血縁・某女と、大阪赤十字病院の元婦長・玉木常盤がいた。正妻を赤坂本邸に、玉木を大森別邸に女中頭として、日高血縁某女性は上総一宮の別荘にと、分散して配置していたのである。
 このような女性関係は『元帥上原勇作伝』に記載されておらず、僅かに大正2年2月、肺壊疽で入院した場面で、玉木看護婦がちらりと出てくるだけだ。

 ところが、最も重要な女性関係は、実はこの他にある。
 

  
若き日の上原は、アルザス出身のポンピドーというメソジスト派牧師と親交を結び、その妹との間に娘をもうけた。「混血」娘の誕生は上原の留学時代よりもずっと後で、明治20年代と思われるが、上原とポンピドー兄妹との出会いの時期と場所は解明できてない。
 混血娘は後年、憲兵中尉・甘粕正彦の愛人となり、大正8年頃二人連れでフランスに秘密留学する。これについても別条で述べる。


   
上原がフランスでワンワールド結社に入会したことは確かで、これにポンピドー牧師が関係していることは間違いあるまい。
 時期は未確定だが、留学生を勧誘するのが秘密結社の常道だから、明治14年から18年にかけての留学時代と見るべきだろう。上原26歳から30歳であった。

 アルザスには農業を営むユダヤ系が多く、ポンピドーもその出身で、ワンワールド結社の会員であった。ポンオイドーは来日前に民国に渡り、牧師として天津南開学校関係の聖職ないし教職にあったものと思われる。同校はキリスト教会関係者が経営する、紛れもないワンワールド系の学園あった。

 日本に民国人・澎彼得の名で入国したポンピドーは神田メソジスト教会と青山学院を拠点としていた。その活動を警視庁・特高課が内偵して、記録している。
 ポンピドーの日本人脈は、教会関係者のほかは、上原勇作、甘粕ら軍人及び周恩来、王希天(周居應)、呉達閣ら天津南開学校卒の民国留学生に連なっていた。これらのことは詳しくは別条で考究する。

   (4)-2) 終
   

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