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続・落合論文
 陸軍の裏側を見た吉薗周蔵の手記(2)
 
 2)ギンヅルと「一粒金丹」、津軽で製造されていた高級薬


 ギンヅルの製造した薬のうち、浅山丸と並ぶ双璧は「ケシ丸薬」であった。前記「敗戦カラノ記」は次のように説明する。

 「婆さんは 哲長から 特別だと言う薬の種子を貰って 早くから 小林にて植えていた。
 それを 畑の畦や川べりに蒔いて 薬を取っていた。・・・
 何のことは無い 一粒金丹と同じである。
 一粒金丹の場合 そこに ショウガ汁などをくわえる。三居(ギンヅル)は 黒砂糖などを加えた」

 ギンヅルが丸薬に使用したケシは、哲長からもらった種子から増やしたものである。成分は津軽の百姓が作っていた一粒金丹とほとんど同じである。(以後はギンヅル製のも一粒金丹と呼ぶ)
 一粒金丹は、元祖の明国では阿片膏を粳米と合わせて丸めた丸薬の名である。それがケシと一緒に戦国時代に津軽に渡ってきて高級薬になった。一粒金丹は寛政11年(1799)に津軽藩から販売許可がでた売薬である。
 一粒金丹については、さらに時代は下って明治初年には、上田吉松(別名:氏家省一郎)と槙玄範がこれを用いて図南藩士の窮状を救ったことでも知られるが、詳述は別条とする。

 ギンヅルは、浅山丸と一粒金丹の製造販売の売り上げで、哲長の生前から公家の堤家を経済的に支援していた。

 哲長の三人の妻妾、すなわち山本清容院・渡辺ウメノ・ギンヅルの間には陰湿な諍いなどはまったくなく、互いに連絡を取りあい、事ある度に助け合っていた。 


ブロガーの余談: 因みに、<一粒金丹>で検索してみると以下の通り。
 
 配合生薬:膃肭臍・阿芙蓉・朱砂・原蚕蛾・龍脳・麝香・射干

 四目屋が津軽藩にお教えした精力剤(?)。津軽家伝精力剤として知る人ぞ知る処方、効果は配合生薬を見れば一目瞭然。

 一粒金丹処方 膃肭臍…………2銭
           阿芙蓉…………2銭
           朱砂……………3分
           原蚕蛾…………3分
           龍脳……………1厘
           麝香……………1厘
           射干……………適量
 射干エキス(焼酎で煮出す)で練り、丸薬とする。・・・

 ラーメンからカフェまで出てきて、興味はつきない。
 みなさんもどうぞ。***** 


 3)ギンヅルと薩摩健児たちーその錚々たる交遊録 
     

 
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麝香麝香(じゃこう)はジャコウジカ(麝)の包皮腺(ジャコウ腺)から得られる分泌物を乾燥した香料、漢方薬の一種。ムスクとも呼ばれる。黒色の粉末で、甘い香りがするので薫物や香料の材料として洋の東西を問わず珍重された。また、奇応丸にも使用されている。ジャコウネコや 生薬ってこんなにあるんだ【2007/07/30 16:31】



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