カウンター 読書日記 ●『アメリカン・ドリームという悪夢』  (3)
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●『アメリカン・ドリームという悪夢』  (3)
 ◆なぜアメリカ史の学び直しなのか 
 
 ◆2組の「父祖(ファーザーズ)」 

 
 ◆感謝祭

 ◆ジェームズタウン、ヴァージニア植民地の始まり

 ◆クレヴ・クールの『一米国農夫からの手紙』

 ◆白い奴隷、白いインディアン、黒い奴隷

 ◆アメリカ独立宣言 

 
 ************* 

 
 ◆2組の「父祖(ファーザーズ)」

 
 ●2組のうちのひとつ、ピルグリム・ファーザーズ(巡礼者父祖)は、「102人のピューリタンの一団」と記されるが、歴史の真実は以下の通りだった。

 **************

 102人のうち信仰の自由を求めていた者の数は35名(全体の3分の1)ほどで、あとは家族や使用人、それに「新天地」に開拓の夢を託して参加した人々だった。

 しかも、彼らが着岸したマサチューセッツ州・プリマスは、予定地ではなく、当初の着岸予定地は1607年に開設されていたジェームズタウンを中心とするヴァージニア英国植民地だった。ここでは、既に(1619年)20人の黒人奴隷も輸入され、収益の高いタバコ栽培も緒に就いていた。

 だから、予定の着岸地(ジェームズタウン)から北東600キロのプリマスに錨を下したのには、隠された理由があったのだろう。「恐らく、・・指導者たちが秘かにそれを計画していた可能性が大いにある」。

 投錨の日付は、1620年11月10日だが、すぐには上陸せず、翌11日船内で「メイフラワー盟約-Mayflower Compact」という文書に★成人男性41名が署名した。

 この「盟約」は、アメリカ合衆国の民主主義と憲法の出発点となった重要文書として神話化されているが、本文は200語余りの簡単なもので、極めて一般的な内容の誓約文であり、その筆頭署名者ジョン・カーバーが新植民地の総督となった。

 「盟約」が必要となった因は、「(既に開拓済みの)ヴァージニア植民地で入植生活を順調に始めるつもりだった人々の不服を押さえ込む」ことだったのだろう、と著者は指摘する。

 「・・・なお、ピルグリム・ファーザーズという言葉は、ファウンディング・ファーザーズによるアメリカ独立革命の時代になってから後に使われるようになり、アメリカ人の道徳性、キリスト教信仰、不屈の精神を表すためのシンボルとなったようだ。わざわざ
神話をこねあげた匂いがする。」

 *************

 
クリアランスという言葉は、私たちにはクリアランス・セールとして御馴染みだが、これが北米の東岸では、インディアンを清掃(排除撲滅!)する意味で使われた。

 東岸の広い領域にわたるインディアン「清掃」作業は、1617年、イギリス人が持ち込んだ
ペスト菌によって極めて効果的に行われた。

 そうして「清掃」されたプリマスの「空き地」に1620年の暮れ、メイフラワー号でピルグリム・ファーザーズたちが到着してプリマス植民地の建設が始まるのである。

 1630年には、同じくペスト菌でインディアンの清掃が済んでいたマサチューセッツ湾に400人のいわゆるピュリタンが到着してマサチューセッツ湾植民地を開き、その後2年間に2000人がさらに大西洋を渡って加わってきた。プリマス植民地の人々もイギリス本国の国教の腐敗を唱え、純粋なキリスト教信仰生活を目指して北米に新天地を求めたピュリタンたちであり、植民地としては1691年にマサチューセッツ湾植民地に併合されてしまうが、プリマス植民地70年の短い歴史は【アメリカ】創設の神話的部分を担うことになる。」

  続く。

 

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