カウンター 読書日記 ●『アメリカン・ドリームという悪夢』 (1)
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●『アメリカン・ドリームという悪夢』 (1)
 世界史上、「アメリカ」という試みは、

 一つの巨大な間違いではなかったか

 ブッシュのアメリカが「逸脱」していたのではなく、

 建国以来230年余、

 アメリカにデモクラシーなど

 存在しなかった。

 インディアン虐殺と

 黒人奴隷制のトラウマを

 つぶさに検証する。
 (以上、帯の文)

 ************ 


 ●『アメリカン・ドリームという悪夢』(藤永茂 三交社 2010年3月刊) を読んでみよう。(少しずつ)。 

 ★第3章 アメリカ史の学び直し より。


 ・・・アメリカの過去は、人種差別、女性差別、迷妄頑固な偏見の物語だろうか?

 それは一つの大陸の征服と陵辱の物語だろうか?

 アメリカ合衆国の歴史は、自分たちの利益のために選挙制度を悪用した白人の奴隷保有者たちの物語だろうか?

 アメリカは、コロンブスのインディアン皆殺しに始まり、黒人差別法やロックフェラーの労働運動壊滅へと突っ走って、挙句の果ては、フランクリン・ルーズベルトのニューディールでやっと救われたのだろうか?
 
 これらの問いの答えは、もちろん、ノー、ノー、ノー、そして、ビッグな「ノー」である。 


 (*以上は、★『愛国者のアメリカ史』の裏表紙に記されている一文)

 世に言う『語るに落ちる』とは、まさにこのことであろう。上に述べられた問いかけの中ほどに、「リンカーンが奴隷解放と真の人民民主主義政府確立のために南北戦争を戦ったのは偽りか?」という問いを挿入すれば、アメリカ史学び直しのための重要設問リストはほぼ完成する。・・・略・・・


 ジェファソンの筆になる「独立宣言」(1776年)
は、アメリカ論の文字通り、最も重要な文献であり、現在まで無数の引用がなされ、無数の論議が行われてきた。バラク・オバマも著作や演説で度々引き合いに出している。オバマの著書『大胆不敵な希望』から引用しよう。
 (*バラク・オバマの著作や演説には、身振り手振りを伴った、歴史への言及がやたらと出てくる。)

 (オバマ著の引用)「わたしたちは以下の事実を自明のこよと考える。すなわち、すべての人間は生まれながらにして平等であり、すべての人は創造主により侵されざるべき一定の権利を与えられている。そのなかには生命と自由、そして幸福の追求宮が含まれている。」(独立宣言の一部)

 この簡潔な言葉がアメリカ人にとっての出発点だ。・・・略・・・

 この宣言の背後にある根本的な考え(*生来の自由と一定の権利)・・略・・ は、すべてのアメリカ人が大事にしている思想だ。

 ・・・個人の自由という価値観は、当然のことと思いこんでいるくらいわたしたちのなかに深く浸透している。建国の時期にはこの思想の暗示するところがきわめて急進的であったこと、マルティン・ルターが教会の扉に貼り出した九十五ヶ条の意見書と同じくらい急進的であったことを、わたしたちは簡単に忘れてしまう。世界にはいまだにこの思想を拒絶している場所がたくさんあることを。(棚橋訳、59~60p)

 2004年の民主党全国大会での基調講演でも、独立宣言の上記部分が引かれていたが、上の引用で「独立宣言」の急進性がマルティン・ルターの九十五ヶ条のそれに比せられているのはまことに興味深い。天上のマルティン・ルターの失笑、そして、マーチン・ルーサー・キング・ジュニアの失笑を招いたであろうことは、ほぼ間違いあるまい。 

 
 わたし(藤永)のアメリカ史の学び直しもアメリカ合衆国の「独立宣言」を中核に据える。

 

  続く。


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