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●山崎淑子さんインタビュー(13)
 ●山崎淑子さんインタビュー(13) 
 
 大変な手術を前に、そのための薬も取り上げられたサラさんは、また、「外界」と完全にシャットアウトされて、「その時、多分自分は半狂乱だったのではないか」と振りかえる。

 領置金もないので電報を打つこともできないし、ハガキを出すこともできない。また、今では住所録・電話帳替わりになっている携帯電話を取り上げられて、使用できない状態も非常に応えたという。

 もちろん手帳など部屋に持ち込むことは許されず、外部との連絡・通信をしゃだんされた、いわば放置期間は、何と19日間に及んだ。

 頼みの綱の富田弁護士とは、なぜか連絡が取れなかった。

 2週間以上の閉鎖空間での放置というのは、身体的にも精神的にも辛く、サラさんが「拷問」と感じ、「発狂しないほうがおかしい」と思ったのも無理はない。

 しかも、驚くことに、その間「取調べ」は一切なされず、ただただ放置されただけで、起訴状さえ読むこともできなかった。

 「私は、拉致されたんだと思った」

 ただ一度、2週間ほど経った頃、裁判長から「私選か国選か?」と書面で問われたので、富田弁護士との連絡も取れそうにないので、国選弁護士を選んだのだが、やって来た彼の言葉にサラさんはショックを受ける。

 
 *************  

 
 拘留19日目にして、初めて接見に登場した国選弁護人は開口一番、以下のように述べた。 

 
 ●サラ: 「これは実は★日米犯罪引渡し人条約で・・・あなた(サラさん)は起訴状をまだ読んでないので、後で起訴状を差し入れるのでよく読んでほしいんだけれど・・・★去年、アメリカは身柄拘束に失敗して、日米犯罪引渡し人条約で、(日本からアメリカへ)引き渡せなかったケースがあり、アメリカは非常に怒っているし、赤っ恥をかいているから、「今度こそ、この身柄は絶対取る!」と、勝ちにきているから、もう日本の政府が何をしようと、あなたが国会議員のあの人やこの人に助けを求めても・・国会議員なんて無力だから・・この日米犯罪引渡し人条約というのは非常に強力で日本政府が「いや」と言えない条約だから、あなたがアメリカに送られることは決まっている、と。(■わあ、ひどい条約だなあ)・・で、その時初めてコインの反対側にある(*上位だろう)日米地位協定のお話もされたんです。

 日米地位協定があるから、アメリカ人はどんな凶悪な犯罪を犯しても、あっと言う間に・・日本の警察が見逃すもんだから・・自国に逃げ帰ってしまって、日本政府はその犯人を取り返そうという努力すらしない。だから、この条約は、日米というけれど一方的な条約なので何をやってもダメです、と言われた。

 だから、ああ、やる気の無い人たちなんだなあと・・・」 

 
 ★註:⇒ 日米犯罪人引渡し条約。

 
 ★註:元理研研究員・岡本卓氏の通称・「遺伝子スパイ事件」で、その発端は、1999年!
    詳細は、◆ここでどうぞ。←クリック  
 

 ■岩上: つまり、アメリカ国家の治安機関、それがもしかして法に則った正当な執行という場合もあるんでしょうけど、不当な政治介入その他不作為による過ち、それらを全部含めたアメリカの治安機関の執行に関しては、日本政府はそれをプロテクトすることなく受け入れてしまい、日本国民に対しては、それを適用され日本国民なのに引きずりまわされることもある。

 だけれども、日本政府の側は米国民が日本国内で何をしようが、違法行為を働こうが結局それは見逃さざるを得ない。というような状態・・・こういう非常に不平等な条約が背景にあったうえで、犯罪人引渡し条約というのがあって、そして、あなたはどうやっても連れて行かれることになる。

 ●サラ: もうだめですってハッキリ言われた。何やってもダメですって。だから私は、それは拉致が可能な法律なんですねって思わず言ったら・・(■しかもその拉致が日本国が手伝っちゃうわけですね)・・そうです。どうぞ、どうぞって感じでね。

 で、その間も送られるまでの3ヶ月間も、とうとう一度も外務省からも法務省からも・・・本当は、「何が起きたんですか?事情を聞かせてください」っていう申し出は一度もないまま・・・たった一回9月7日に拘留40日目に・・・40分だけの試問(聴取)の簡単なものが聞かれて・・・私は、そこに提出する証拠や証人や無罪のものや、アリバイを示すものっていうのは、ふんだんにあったので、40分あれば十分それらを提出して話をしたら、もう真っ白な無実で、これは送れないケースだと簡単に判ると思ってたので、その弁護士さんに、事務所と自宅のこういう所にこんなファイルがあって、手帳のここに証人(になってくれる人の)住所や連絡先があるので、キーになる二人か三人に連絡を取れば・・・

 ■岩上: その時点では、容疑の骨格は判ったんですか?たとえば、何月何日にこんなことをしたから、こういう罪でこうなる、的な・・・最初起訴状がないから何が起こったかわからなかったわけですよね。その時点では分かった?

 ●サラ: 二度目にお会いする前に起訴状を差し入れてくれたので、あの拘留19日目に初めて起訴状が自分の独房に入れられたので、それをよく読むことで、全くこれが冤罪だと確信したので・・・

 ■岩上: それは、簡単に言うと、どういう容疑内容ですか?

 ************ 

 
 容疑は、「9・11」の時に融資された、中小企業の被災者向けローン(100万ドル)へ、サラさんが「A」という日本人弁護士と共謀して、虚偽の申請をおこなった。言わば「政府補償金の詐取未遂」の容疑だった。

 事件当時、実際は住んでも居ないのに補償金を受け取ろうとした、というものだが、サラさんが当時ニューヨーク在住で、事務所の契約も(仮契約だが初期費用の支払いは済ませていた)済んでいた、ということを証明してくれる人は日本にも居た。

 また、NHKの『おはようニッポン』の放映映像にもサラさんは映っていたので、何等問題なく「疑い」は晴れるものだと、確信していたのだが・・・。

 
 ●山崎淑子さんインタビュー(13)       <了>。 


  

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