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●山崎淑子さんインタビュー(9)
                    出る杭は打たれる_1

                        ★『出る杭は打たれる』 アンドレ・レノレ

 繁栄中の1970年夏、ひとりのフランス人司祭が来日した。その後20年もの間繁栄の谷間で苦しむ下層労働者のなかで「労働司祭」として活動した、その日記をもとに書き記した本だが、驚くほど現在噴出してきた諸問題がすでに述べられている。
 タイトルは『出る杭は打たれる』だが、レノレ司祭は賃労働を希望・計画したときの反対(何と日本人司祭たちだった!)にもめげずに実行に移した。また、「(レノレ士の教区は)住民数に対して司祭の人数が多すぎるではないか」といういわれのない批判にはこう答えている。「・・上智大学というのがありますね。あそこは学生数六千人にイエズス会士が百人です。それで一体何をなさっているんでしょうね」と。

 『出すぎる杭は打たれない』という見事な一例だろう。

 サラさんの発言も徐々に「出すぎる」-「タブー」に踏み込んでいくが、その勇気が「打たれない」ことを願うだけでなく、支える努力を惜しまない。 

  
 ************* 

 
 ●山崎淑子さんインタビュー(9) 


 2001年の秋というのは、防衛庁の防衛省への格上げが手続きされようとしていた最中であった。こんな時期にサラさんは、アメリカ軍の軍事能力に対して疑問を呈し、さらに【米軍の抑止力】にまで踏み込んで、その幻想性を講演会などで話していた。 


 *************

 ■岩上: サラさんは抑止力がないと言ったんですか?それは、どういう意味で言ったんですか?

 ●サラ: そう。アメリカ軍が日本に駐留し続けている。そのおかげで日本は、アメリカの核の傘を利用させてもらってるから、非核三原則を堅持できるから、自国で核を持たなくても良い、と我々も平和運動をしてきて、そう信じてるわけですよね。

 だけれども、700以上あるアメリカの基地は実はまだ減っていないどころか、自衛隊が実質上はアメリカ軍の下で地元のコマンドの中で動いているから、アメリカのすることがイコール日本の防衛政策なので、日本の自衛隊に独立した、アメリカなしの戦略はない。

 で、アメリカの抑止力だとか、アメリカが駐留することや核の傘に入っていることが抑止力と言うけれども、この【9・11】を見てみるとね、政府の公式発表は、すでにそのときは・・・報告書が出るのはまだ後の話ですけど・・・そのときすでに公式な見解というのは、いくつもいくつも・・主にチェイニーさんから記者会見で出てるんですね・・その公式なのを信じると、何ヶ所もテロに遭い、ハイジャックに遭ったのに、

 【コミニュケーション・ミスが重なってスクランブルが遅れた。スクランブル発信が出来なかった。だから、ペンタゴンまで狙われたけど攻撃されるまで知らなかった。】と言いながら、当のチェイニーさんは、そのペンタゴンに居たわけで、ということは、

 アメリカは、そんなもし政府発表の言うように【大ボケ】だったら、、この日本も同じように、どこかから色々なものが飛んできたり、ハイジャックされたりしても、アメリカは「ああ、コミュニケーション・ミスで日本を守れなかった」っていうことの証左、ひな形が出てるじゃないか。で、もし【間抜け】で自国の空も守れなかったなら、日本の空でさえアメリカは守ってくれるのだろうか?という疑問を呈したわけです。

 ■岩上: あるいは、その守る意図があるかどうかも疑問だけど、それ以上に仮に守る意図があっても能力がないかもしれない。

 ●サラ: そう言っちゃったのね。言ってしまった・・・

 ************* 

 
 それに加えて、サラさんは、9・11事件当時から囁かれていて自身も高校時代に体験済みの【パールハーバー】についても話していた。

 仮に「9・11」が【仕組まれたパールハーバー】(アメリカの自作自演)だったとしても(当時からすでにネット上では自作自演説は語られていたが)、結果は同じ。日本の安全など絶対に保証されるわけがない・・・というきわめて論理的な結論だ。

 ************* 

 
 ■岩上: そこがすごく大事なんですけど、日本のメディア関係者は、それをすごく怖れてあなたに忠告したんですね。

 ●サラ: 自衛隊を、これは怒らせるよ、と言われました。だからアメリカでの身柄も危ないけども、日本に居ても日本の身柄もちょっと危ないんじゃないか。だから、止したほうが良いんじゃないかと言われたので、私は怖くなってその時とその前後にいくつかした、似たような講演の書き起こしたものを父に見せて・・・

 で、そしたら、父が震えて、震えてね、その読んでる原稿を持つ手が震えて、涙を浮かべて・・・
 「日本の人たちはね、ある程度の知識階層や勉強した人や、戦争経験者なら、こんなことみんな百も承知だ。知ってるけれど、アメリカさんが恐くて・・・戦後どれだけアメリカさんにやられたかを知ってるから、恐くて口に出さないでいるのに、お前は、その恐さを知らずにここまで言ったなら、もう何が起きてもおかしくないから、お父さんは、もう助けられないところに行ってしまったって言ってね(ほ~・岩上)・・・

 父があまりにも恐がるのを見た時に、戦争を知ってる人は私以上にどういう圧力が来るか、・・憲兵に追われる恐さとか、アメリカの代理人として日本のその憲兵が日本人を抑圧するという可能性をほのめかした時に、私は真剣に父を巻き込んでしまったことや、時分の身に何かこれから起きる可能性を感じたので、一切言論活動もやめて、講演もその後引き受けずに翌年(2002)からは、ビジネスや危機管理の勉強をしてコーディネーターや通訳やそういったものに特化(専念)することで、もうこの問題には一切口をつぐんだ。・・・

 **************** 

 
 因みに、サラさんのお父さんは昭和4(1929)年生まれで、従軍体験はないが、家庭では戦中の憲兵の話や言論弾圧の話(横浜事件)など、お祖母さんとともに、よく話をしたということだ。

 言論活動を封印したサラさんは、その後、ファション関連のビジネスや通訳など活躍、平穏な生活をおくっていたのだが・・・ 

 
 ●山崎淑子さんインタビュー(9)    <了>。
   
  
  
 
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