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 ●山崎淑子さんインタビュー(5) 
                     世論 リップマン_1


 ●山崎淑子さんインタビュー(5) 

 ●サラさん同様、その場に居合わせたレポーターや市民も建物が崩壊するとは信じ

 られなかった。

 日本でもライブ中継された映像でも”Oh My God!"と涙をうかべて叫ぶ人々の

 姿は確認できた。

 さて、前述のように「事件」のさなかから【卑怯なテロ攻撃】というマスコミを通じた

 <プロパガンダ=作られた情報>が次々とフィードFeedされ、その結果・・・

 「おかしい」 と思う人が 「おかしいのだ」 という【空気】が醸造されていく。

 例えば、アルカイとかテロに報復することにどんな意味があるんだ?という意味で

 ”PEACE”というティーシャツを着ていた女子高校生はすぐに放校された。

 また、サラさんたちは事件前から毎週日曜にセントラルパークでコンサートをやっていて、事件(火曜日)の週にも、犠牲者や行方不明者のカンパのためにコンサートを開いて”IMAGINE・イマジン”(ジョン・レノン)をみんなで歌ったのだが、そのころラジオなどではもう”IMAGINE”などの反戦・平和志向の歌には【規制】がかかって、事件直後には犠牲者追悼の意味で随分流れていたそれらが、どんどん消えていってしまった。

 ブログやネット上にはわずかに残っていたが、やがて強化されたフィルタリングのせいだろう、
 これも減少していく。

 **************

 替わりに連呼されたのは、政治的なメッセージだった。

 ★アメリカが卑怯な攻撃をうけたのだ!

 ★アメリカはUNITEDだ! ひとつなんだ!

 ★アメリカは被害者なんだから【報復】するべきだ!

 ブッシュも翌週現場にやってきて、こうアピールした。

 「アメリカは FIGHT BACK するんだ!」

 ***********

 こうして【報復】という空気以外のことは、口に出来ない【空気】が充ちていった。

 ***********

 ●急速に広がる【報復宣言】⇒【排外主義】

 いまひとつサラさんが感じたのは、排外主義の急拡大だった。

 <報復=ファイトバック>論にサラさんらが批判すると、

 「・・・どうせあんたは日本人なんだから解らないでしょ」と言われ、これまで文化的にもアメリカに溶け込み、なじんでいて外国人(ノンアメリカン)という意識などなかったサラさんは驚く。

 「・・・(解らないでしょ)・・・いえいえ、広島・長崎でこの悲しみは知ってます、と言うと逆に彼らとしては言い返せないというか面白くない、わけですよね。

 100倍の単位(原爆では)の犠牲者ですからね。それを言うと余計敵視されたというように感じたので、やはり日本人は【新しいパールハーバーだ!】と出た途端に・・・公教育で今でもパールハーバーの卑怯さ、日本人は卑怯だと教えられてますし、教科書に載ってますし、またそのパールハーバーのことだけではなく原爆投下の正当性もきちっと小学校から授業で教えてますから。
 あの戦争(原爆投下)はアメリカ人兵士たち100万人の命を救って戦争を早期に終わらせるために必要だったという世論はもうしっかり根付いていますから、だからあの言葉が出ると日本人というのはもう身の置き所のない片身の狭さをひしひしと日々感じるので、それで私もその次の週にそのパークに行って歌うなかで何か居心地のわるいさを途端にね・・・
 
 それまで、もう1993年から8年くらい歌い続けている仲間なんですよ!
 デモ何か急に自分が日本人で・・・第二のパールハーバー、神風アタックという言葉で外人扱い、よそ者扱いされるのを肌で感じたので、ちょっともう足が遠のいてしまうとか、みんなの前に出て”イマジン”が歌いにくくなるとか・・・

 もう急速な排外性、排他性、外国人敵視の空気を感じました。」
 
 ************** 

 
 ●山崎淑子さんインタビュー(5)    <了>。 

  


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