カウンター 読書日記 「食」について。
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「食」について。
『ニューリーダー』誌 10月号 より。・・・

★落合論文の紹介をする前に「食」についての対談を紹介する。
 **********************

 連載(作弥のハートフル対談》消費者の安さ重視で危険本域に違した食糧自給率
 

 
 ●食育は日本食文化の「DNA復活」から始まる
 ★牛乳でお腹がごろごろする日本人

藤原: 今日、ぜひともお伺いしたいのは、日本の食文化についてです。この話を語らせれば、日本の第一人者は小泉さんではないでしょうか。新聞の違載、エッセイ、講演、テレビ出演など、あらゆる機会をつかって啓蒙運動をされていて、それがいつもとてもわかりやすく、面白い。私は小泉さんが書かれているものは、「食文学」と言ってもいいのではと思っています。
小泉: ありがとうございます。
藤原: 今の人はご存知ないかもしれませんが、日本にはグルメ文学というのがあって、村井弦斎という人が『食道楽』を書いてました。小泉さんは、それに匹敵する、開高健亡き後の食文学の第一人者です。
 ところで、最近、食育が叫ばれるようになり、小泉さんも「正しい食生活とは何か、それは日本の食生活の原点に戻るべきだ(ことだ)」と言われている。伝統的な食べ物、良質な食べ物を守り、子どもたちに食育をというのは、最近よく耳にするようになった「スローフード」のことですね。
小泉: 昔は、わざわざ食育などと言う必要はなかった。自給自足の生活で、食べ物も限定されていましたから、残すなんていうこともありえなかった。なんでもおいしく食べていた。私はそういう時代に生まれ、育ちました。
藤原: ハングリーであればあるほど、食べ物のおしいさ、ありがたさがわかるんでしょうね。
小泉: その通りです。それなのに、今なぜ日本であえて食育をしなければいけないのか.
民族というのは、長い間、文化によってDNAが作られていく。日本人には日本人の違伝子がある、だから生まれてくる子どもたちは、みんな日本人の顔をしています。でも、それぞれに顔立ちが違うのは、家族の遺伝子も入っているからです。そして生まれてくる子どもたちはお尻に青いアザがある、これも日本人の特徴です。
 日本人にしか適応しない遺伝子というのもあります。たとえば牛乳を飲んでいた民族ではなかった。飲み始めたのはここ五〇年ほどです。五〇年では違伝子は作れないので、牛乳を飲むと、80%から90%の日本人は、お腹がごろごろしたり、便がゆるんだりする。乳糖不耐性という症状で、牛乳の中に入っているラクトース(乳糖)を日本人は分解できない、そのため未消化物として腸を通過するので、ラクトースが腸を刺激し、ゴロゴロしたりするんです。

★子どもが好きな和食は回転鮨だけ

小泉: 日本人は肉も食べなかった民族です。だから肉を食べ過ぎると、血中コレステロールが高くなる、中性脂肪が増える、尿酸値が高くなると言われでいますが、なによりも★子どもたちの健康状態が心配です。
 ある食品会社が東京の小学四、五、六年生二千人を対象にアンケート調査をしたところ、子どもたちは肉をたくさん食べでいるという結果が出ました。今一番食べたいもの、学校給食で出して欲しいものは何かというもので、一人五つずつあげでもらい、集計したのですが、ベストテンの中に、日本の食べ物は一つしかなかった。
 一番目が焼肉、続いでハンバーグ、フライドチキンときて、後は餃子、ピザパイ、ミートソーススパゲティ、その次にやっと日本の食べ物が登場します。それも回転鮨(笑い)。後はまた肉類になります。
 魚も鮨以外は食べなくなり、肉ばかり食べている。その結果どうなったかというと、骨が弱くなってきた。骨折が増えたそうです。鉄棒にぶらさがっていて、そこからポンと飛び降りる、それだけで骨折したりする。昔は考えられない、予想のつかない骨折の仕方をするので、先生方は困っているそうです。
 最近の研究では、子どもが肉を食べ過ぎると、★アシドーシスという症状が現れることがわかった。血液の酸性度が高くなり、病気になりやすくなります。重度になると意識の混濁、昏睡状態に至る恐ろしいものです。
 アメリカの場合ですと、肉はかなり食べでいますが、果物もいっぱい食べるし、牛乳もよく飲む、それで、中和してくれます。(*>>ただし、これは今や中流以上の家庭にしか言えない話であるが)日本人の食事には中和剤が少ないため骨のカルシウムとリンが抜けてきて、骨が弱くなるんです。
 戦後、アメリカは日本を助けるという名目で何をしたかというと、日本人が長く食べできた伝統的な民族食を突然疎外して、アメリカ型の食生活をしなさいという指導でした。実際に何をしたかというと、すぐにカロリー計算をし、そしてタンパク質や脂肪をこれだけとりなさい、というデータを示ことが今もずっと続いています。栄養士もみんなカロリーのことばかり言うでしょう。民族の食事に数字をあてはめてもダメなんです。
藤原: そういえば企業経営も、最初に数ありきで、数値目標ばかりをかかげますね。
 食物栄養学の権威である高橋久美子先生は、日本食は実にバランスがとれでいる。栄養のバランスはとれているし、カロリーも適正で、材料を尊重して、つまりなるべく加工しない
で食べる  この三要素が揃っているから、それさえ守っていれば、骨折は起きにくい。それ以上に、最近問題になっているキレる子がいなくなるとおっしゃっています。
小泉: まったくその通りです。昔の日本人は、おっとりしでいで殺伐さがなく、平和的でした。

★亜鉛野菜がキレル子、少子化の原因
 (*>>もちろん、ひとつの重要な原因ということでしょうね。主要には政治政策的・経済的な問題であること明白。)

小泉: 日本食というのは、大きく四つに分けることができます。ひとつは根菜、二つ目は海藻、三つ目は魚、四つ目は豆、大豆です。それに主食であるご飯がついで、日本食ということになります。日本食を食べていると健康の維持ができる。というのも、根菜を食べでいると、土のミネラルがいっぱい取れ、海藻からは海のミネラルがいっぱい取れます。魚からは、タンパク質、そして脂分、これは身体に負担のないごま油と変わらない成分です。豆類はひじょうに素晴らしい植物タンパクが摂取できます。
 藤原: なるほど。昔の日本の食生活はどうだったか、自らの体験を振り返ってみますと、東北で生まれ育ったということもありますが、朝はご飯に味噌汁、そしでお新香に焼き魚といったところでしょうか。昼も、どこかに食べに行っても同じような内容で、野菜のバリエーションが漬物という形で添えられている。食は、お酒を飲む人と飲まない人で違うかもしれませんが、お刺身があったり海産物があったりする。たしかに小泉さんの言われた通りの食事をしていました。
小泉: 今の子たちが、なぜキレやすいのかというと、興奮するのはアドレナリンというホルモンが分泌されるからですが、このアドレナリンを抑えるのはミネラルです。かつての和食ならミネラルが十分に取れたので、興奮が抑えられ、興奮しすぎる、要するにキレるという症状は起こらないようになっていた。
 ところが肉を中心にした現代食ではミネラルの摂取量が五分の一になってしまったために、アドレナリンの分泌が抑えられず、キレるんです。
藤原: ミネラルのひとつである亜鉛をとらなくなったので、様々な障害が出てきていると聞きました。
小泉: たとえば少子化の要因の一つになっているのですが、男子の精子の量が少なくなってきている。これも、亜鉛不足に陥っているからです。亜鉛は、海藻類、ひじきとか昆布に多いのですが、昆布でダシをとらなくなった、化学調味料を使うようになった、それでおかしくなってきたんです。
藤原: 我々が、何気なく気づかないうちに、口に入れているものが堕落してきているということですね。
 もう二〇年以上前になりますが、私は肝臓を悪くして、半年ほど入院したことがありました。同じ病室は半分ぐらいが糖尿病でして、治療は栄養素四分割法による食事療法なんです。その食事法は、人間にとって理想的な食事ともいってよく、糖尿病患者ではなかった私なども、その食事を取るようにしていました。そして肝心なことは、退院後も、同じような食生活ができるかどうか・・・。
 この食事法を編み出したのは女子栄養大学の香川芳子先生ですが、この理想食の中身は小泉さんが話されたもので組み立てられていました。肉で許されるのは脂身のない鶏肉や赤食の豚肉で、許されないのが脂の多い牛肉。
  (続)

 

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